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英知廃炉プロジェクト

デブリ取り出し用ダイヤモンド中性子検出器の要素技術開発

 

我々は、北海道大学、産総研、名古屋大学、原科研、九州大学と共同で、中性子検出器を用いた臨界近接監視システムの要素開発を行い、廃炉に向けた燃料デブリ取り出しの早期実現を推進しています。

上記の実現には以下にあげる技術検討が必要です。

  1. 高いガンマ線環境場で動作する計測装置
  2. 上記環境での高効率中性子計測
  3. 上記環境での炉雑音解析法での未臨界度測定
また、装置挿入用ロボットアームへの負担軽減を考慮し、できるだけ重量を減らすためにガンマ線遮蔽物を使用せずに上記を実現することを目指しています。
このため、高速応答、高耐放射線性能を有する数千個のダイヤモンド中性子検出素子および高耐放射線性能を持つ高速信号処理用高集積アナログデジタル回路の開発や、高い雑音環境下での中性子計測率環境下深い未臨界度測定手法の検討は必須で、完成すれば世界初の観測装置となります。
また最近の研究成果はここをご覧ください。
全体の概要動画は以下をご覧ください。